昨日、私の知り合いのご子息が今年の受験を終え、難関の国立、大阪大学に入学する事が決まったという話を共有していました。
知り合いもそれはそれは嬉しかったようで、控えめに話す中にもどこか誇らしげな様子が伺えました。
私たちの娘も、あっという間にそんな歳になっていくんだろうなぁ…と思いながら
「あの子たちはどこに行くことになるのかなぁ?」
と何気なく私が言うと、妻は「うーん、あの子たちは何に興味があるんだろうねぇ?」と返答しました。
一見話がすれ違っているような気がしますが、子どもたちの人生の本質を見ているのは妻の方だな…と反省しました。
『どこに行くか』という事に目を奪われてしまった私。『何に興味をもって』、『どう生きていくのか』それを考えていた妻。その大きな違いを一瞬で感じさせるやり取りでした。
私も普段、職場では偉そうに「どこに行くかより、何をするかを大切にするべきだ。」なんてことを言っているはずなのに、無意識のうちに『学歴』に囚われていたと言うか…
このままでは、子どもたちが自身の興味や関心などを育んでいくことに横槍を刺してしまいかねないな…と感じました。
私が描く『自分の理想像』の中に、“子どもたちのやりたい事を何でも後押しできる人間性を持つ。”というものがあります。
でもまだ私には足りない要素がありそうです。
何気ない妻とのやり取りから、貴重な学びを得ることが出来ました。
ありがとう。
コメント